保育士資格を取得するためには①受験資格と筆記

保育士資格

とりあえず手に職を持っておこうと思った方。

スキマ時間に資格取得できないかなと思った主婦(夫)の方。

他業種からの転職でも・知識ゼロでも保育士資格を得ることはできます。

でもどうやって資格を取ればいいのか、何から始めたらいいか、何が必要なのか

わからないですよね。

今回は、学校に行かずに国家試験をうけ保育士資格を得る方法を私の体験談からご紹介したいと思います。

まずは私の体験から

私は高校卒業後、信用金庫の窓口で働いていました。

出産を機に、やってみたかった保育士の資格取得に挑戦したいと思い退職。

その後、無資格でも働ける『保育補助』を探し、パートで働きながら保育士資格取得を目指します。

高卒のため2年間の実務経験を得たかったのです。(これは後で試験の受験資格でお伝えします。)

独学で勉強を始めてから3カ月で試験に挑み、2度の試験(約1年)で合格することが出来ました。

つまり、条件を満たしていれば知識ゼロでも私のように1年で・・・

もしくは、最短半年で保育士試験に合格し、資格を得ることができるのです。

保育士資格を得るには?

一般的に資格を得るには方法は2つ
  • 指定保育士養成施設(大学・短大・専門学校)で学んで卒業をする。
  • 国家試験を受けて合格する。(保育士は国家資格です)

どちらかでしたが、私は子供もいて学校に行くのは難しそうだったので国家試験を受けることを選びました。

※厚生労働省のホームページがわかりやすいです

↓↓

保育士になるには?-厚生労働省

試験を受けるための必須条件がある(=受験資格)

受験資格は以下のどちらかを満たしている人

  • 大学か短大か専門学校を卒業している
  • 中卒や高卒は児童養護施設(保育園や学童など)での実務経験が2年以上

ガーン・・・私はどちらも満たしてない(涙)

なのでパートをして実務経験を積むことを決意。

私のように高卒の方は、パート勤務して資格を得ることをおすすめします。

経験も得られるうえに、知識もついて、そして保育士になったら慣れた勤務地でそのまま働けるので一石三鳥です。

保育士国家試験の内容

2020年までは毎年1回だった試験が2021年から毎年2回へ。

これは勉強することが増えたのではなく、受けれる日が増えただけなので単純にチャンスが2倍になったという事。

・筆記試験(保育の心理学、教育原理、など9科目)

・実技試験(音楽・造形・言語に関する技術のうち2つを選択)

合格基準

・筆記は各科目6割以上(60点合格)

・実技試験は自分で選んだもの2つが各6割以上(30点合格)

げ・・・科目勉強?!実技もあるの!!

できるかな~・・と思いましたが大丈夫。案外できます。

1度合格した筆記試験の科目は3年間有効なのです。

例えば➡9科目の内4科目合格していたら、次の試験では4科目はもう合格しているから免除になる。次の試験では残りの5科目だけ勉強すればいいということ。

つまり最初はきついですが、何回も試験を受ければ自然と楽になるのです。

どうやって勉強したか

勉強の手段は大きく2つ

  • 通信教育(ユーキャン・四谷学院など)
  • 独学

通信教育とかも良いと、先輩方から聞いていたのですが

私はあまりお金をかけたくなかったのと、失敗してもいいやと思い独学を選びました。

独学では最初テキストを買いましたが、ハッキリ言って→✖

半分まで読んで頭に入ったか入ってないか、わからない状態。

最初にテキストはお勧めしません。

勉強する順番は・・

  1. 問題集を買って何度か問題を解くことを繰り返す→
  2. それからどうしても理解できないところはテキストを見る。
  3. 過去問をやる。

これが一番の近道でした。

問題集は3周したかと思います。解説付きがいいですね!

1週目→問題読む→謎(意味も分からない)→解説で何となく理解

2週目→問題読む→見たことある、でもわからない→解説で思い出す

3周目→問題読む→もしかして!思い出す→合ってた!

こんな感じで勉強しました。

私が使った問題集はこちら

↓↓

「福祉教科書 保育士 完全合格問題集 2023年度版」 です。

※後日画像貼ります。

 

毎回問題集は新しい20〇〇年版と出るので、法律も変わります(=問題も変わる)から新しいものを買ったほうがいいです。

こちらの問題集は、保育士試験に関する基礎知識のまとめや9科目の過去問題が40問ほどで解説もついています。

500ページを超える充実の内容で、過去10年以上の本試験を分析してよく出る556問を厳選して収録されています。

問題の周辺知識も得られるのでテキストを買わないで勉強している方にはオススメです!

そして、今の私だったらこれを買うかなと思ったのがこちら

↓↓

「この一冊で合格 桜子先生の保育士 完成問題集 2023年前期 2022試験版」です。

※こちらも後日画像貼ります。

 

深く詳しい解説で合格レベルの知識がしっかり身に着くということで口コミ評価も高いです。問題内容は過去10年間の過去問から厳選されたものばかりです。

執筆された方が有名で、10年以上の講師歴で、5万人以上の受講者実績を誇るトップ講師らしいです。

基礎を固めるにはこの1冊で充分ですね。

まとめ

・知識ゼロからでも通信教育なしでも独学で保育士になれる。

・保育士になるには国家資格を取得する。まずは自分が受験資格があるかないか。

・国が保育士を必要としている今がチャンス。試験日が倍になっているから合格しやすい。

・資格を取れば一生もの。退職しても、手に職がある。

私の勤務先の場合、資格がある保育士とない補助では

時給400円以上差が付きました。

👇実技試験について、こちらで簡単に説明しています。

保育資格を取得するためには➁実技
独学で保育士試験に1年間で合格できました。実技に関しては一発合格です。実技試験てどんなものがあるのか、私はどうやって対策したのかなども含めご紹介します。参考書もどれを使ったのか載せます。